こんにちは!学校教員が未経験から転職を成功させるための情報を発信しております。
早速だけど教員からの転職先ってどの業界が向いているか分かる?
えーっと、難しいな。教員にとってはどの業界でも未経験だもんね。
今回は教師からの転職におすすめのホワイト業界をお伝えしていきます!
ただ、ホワイト業界と言っても、 人それぞれで感じる「ホワイト」は異なってきますし、業界に望むことも多種多様です。
例えば…
ワークライフバランスをとことん追求していきたい人もいれば、残業代が出る職場でガシガシ稼いでいきたい人もいますよね!
この点を踏まえた上で読んでいただけたらと思います。
▼教員から転職したいという方はこちら▼
教師にとってのオススメのホワイト業界とは?
「教師が転職後に働きやすい環境」
具体的には以下の5つの条件が多く満たされている業界です。
残業時間が少ない
年収の伸びしろが多い
年間休日が120日以上
福利厚生の充実
離職率が低い
ただ、あらかじめ注意していただきたいこととして、「オススメ = 入りやすい」ではないということです。
本当にオススメだからこそ人気も高く採用を目指すにはある程度の覚悟が必要になります。
1位 大学業界
2位 人材サービス業界
3位 SaaS業界
1位:大学業界【難易度:高】
オススメは大学職員
まず一番にオススメしたいのが「大学職員」です。今回のホワイト業界の定義を全て満たしているのはもちろん、ゆとりのある生活を目指すのであれば、大学職員が最強なんです!
実は、大学の仕組みにヒントが隠されているんです。
大学は国が定めた法人である必要があるため、企業としての参入障壁がとても高いです。さらに、生徒一人から年間約100万円前後の収益が見込めるため、景気に左右されることがありません。その結果、安定した給料が職員に還元されます。
ライバルが少ない上に生徒からの安定した収益がホワイトの仕組みなんです!
さらに大学職員の中でもオススメできるものとそうでないものに別れてきます。
- 都心部の私立大学:◎
- 国立大学:◯
- 地方の私立大学:△
大学としては学生が集まることが大前提なので都心部の方が強いです。また、国立大学は良くも悪くも公務員なので高収入を狙うのなら私立大学の方がオススメです!
大学職員の魅力
年収
エスカレーター式に年収1000万円を狙うこともできます。特に有名私立大学の大学職員であれば割と早い段階で実現することも可能です。ただ、地方の有名でない私立大学は少子化の影響も考えるとあまりオススメできません。
福利厚生
土日、祝日が休みなのはもちろん、平日も残業は、ほぼありません。さらに大学の夏休みは約2ヶ月にも及びます。小学校なら夏のプール指導や陸上大会の練習、中高なら部活指導や夏期講習がありますが、大学はそれら全てがありません!
教師の働き方の上位互換といっても過言ではないかもしれないね!
ただ、その分、人気な大学ほど倍率が高くなります。超有名大学だと100倍を超えることも…。
試験
試験は、教養試験と面接で行う大学が多いです。ただ大学によって独自の試験方式なこともあるため、試験対策には入念な準備が必要です。
業務内容
大学の授業以外での大学運営を主に行います。大学での庶務、広報、企画など、幅広く業務内容があるため、多様な利害関者と幅広く調整できる人が求められます。
授業以外の事務仕事も幅広くこなしていた教師にピッタリだね!
▼こんな人にオススメ▼
・ワークライフバランスを大切にしたい人
・同じ教育業界で転職をしたい人
・年収1000万を実現したい人
収入を上がりやすさ → 有名私立大学
採用のされやすさ → 国立大学
2位:人材サービス業界【難易度:中】
人材サービス業とは?
顧客企業のニーズに応じて人材を派遣したり、紹介・斡旋したりする事業のことです。
有名どころで言うと、リクルート、uzuz、ビズリーチなどですね!
□ そんなに旬な業界なの?
2020年度の人材派遣業の市場規模は8兆2,225億円でした。副業や転職に対する需要も増えており、今後も市場の成長が見込まれます。
出典:株式会社 矢野経済研究所
現に私も転職をしたくらいだから今後も伸びていきそうな業界だというのも納得ですね!
人材サービス業の種類
人材サービス業は大きく4つの業種に分類されます。
求人メディア業
人材紹介業
人材派遣業
再就職支援業
この中からオススメのものとそうでないものを紹介していきます。
教員にオススメの業種
【求人メディア業】
リクナビやマイナビのように 企業の求人広告を掲載する仕事です。企業から求人の掲載費と人材採用での報酬を得るビジネスモデルです。
【人材紹介業】
就活生や転職者などの求職者と人材が欲しい企業とのマッチングを行う仕事です。仕事内容として、企業から求人をもらう法人営業、 求人を求職者に対して紹介し、採用までサポートする個人営業などがあります。
転職エージェントなんかも人材紹介業ですね!
リクルート、ビズリーチ、パソナキャリアも有名です。
教員にオススメしない業種
【人材派遣業】
人材紹介と似ていそうですが、人材紹介が採用されるところまでのサポート対して、 人材派遣は採用後も会社側や派遣社員との連携が必要になります。お互いの要望の板挟みになることもあり、かなりハードです。
【再就職支援業】
再就職支援に関しては、再就職が難しい人をサポートする必要があるので、言うまでもなく大変です。最後までサポートし続ける粘り強さと根気が求められます。
求人メディア業と人材紹介業に絞ればいいんだね!
あっ!ちょっと待って!
もう一つだけ注意点があって、おすすめしたいのは大企業だけなんだよ。
数人から数十人のベンチャー企業だと、どうしても福利厚生の部分が不安定になりがちです。その結果、休日が少なかったり、給料が低いなんてことも…。
簡単に入ることができるベンチャー企業もたくさんあるので、内定をもらったからといって慌てて入社してしまい、入ってから後悔しないように気をつけてください!
例えば人材業界の最大手であるリクルートなんかは、年収は言わずもかな、年間休日はなんと145日もあるんだ。
実際に私もリクルートから内定をもらえました!
人材業界は、これまでのスキルや経験よりも、その人自身のポテンシャル(意欲やコミュニケーション能力)を優先して採用してくれることが多いため、きちんと準備さえすれば採用される可能性は十分にあります。
▼こんな人にオススメ▼
・教育以外の業界へ初めての転職を遂げたい人
・ガンガン働いて成長したい人
・福利厚生を充実させたい人
成果に応じて昇給もあるし残業代も出るのでガンガン働きたい人にはピッタリなんです!
逆に早く家に帰ってゆとりライフを満喫したい方には合わないかも…。
この辺は是非、自分の「転職の軸」と照らし合わせて、吟味してみてください!
3位:SaaS(サース)業界【難易度:高】
SaaS業界とは?
SaaSとは「Software as a Service」の略で、インターネットを通じてソフトウェアを利用できるサービスのことです。
クラウド、サブスクリプションがキーワードです!
今までソフトを買ってダウンロードしていたものを、クラウド上で解決できるシステムを企業に提供する会社が絶好調なんです。
私たちの近いところで言うとネットフリックス、Gmailなんかが分かりやすいSaaSになります。
とにかく今、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しているのがSaaS業界なんです。
出典:業界動向サーチ
ここ数年で急拡大していて、2025年でも市場規模は拡大しております。
伸びている業界ということもあって競争率はかなり高そうだね。
ただ、もしSaaS業界で経験を積むことができれば、今後市場が拡大した時にあなたの市場価値は格段に跳ね上がります!
SaaS業界の様々なサービス
SaaS業界は、取引相手が対会社の「BtoBモデル」になっているため、会社名が僕らの元には届きにくいんです。
ただ、今あげたような会社はSaaS業界の中でもトップオブトップの会社ばかりなので、待遇は良いですが、入社ハードルも相当です。
SaaS業界のココが狙い目!
□ 法人営業のインサイドセールス
SaaS営業はただ単に自社のサービスや製品を顧客に売るだけでなく、利用してもらう中で顧客を成長や成功に導いていく「The Model」という仕組みを実践しています。
この4つの役職それぞれ担っている役割が違いますので、 本当はあなたにあったものを選んで欲しいんです。
ですが、まずは「インサイドセールス」から狙ってください。
正直、「インサイドセールス」以外の3つの役職は未経験からいきなりの転職がかなり難しいのが現実です。
他の3つを狙いたい人も「インサイドセールス」としてSaaS業界の経験を積んでステップアップしていきましょう!
インサイドセールスは
自社のサービスに興味のありそうな人に、サービスの紹介や、セミナー参加をしてもらい、フィールドセールスにつなげる役割を担います。
SaaS業界は、若い企業が多いので、 堅苦しくないフラットな雰囲気の会社が多いのも特徴です。リモートワークで働いている人が多いのも魅力の一つですね!
給与も今後は上がっていくだろうし、リモートワークは教師からしたら憧れだよね。
もちろん、発展途上の業界であるため、入ってからは業界のことを勉強しながら、スキルを上げていく必要があります。
▼SaaS業界を詳しく知りたい方はこちら▼
SaaS営業の仕事内容とは?〜営業職の転職にマイナビ営業AGENT〜
▼こんな人にオススメ▼
・今アツい業界で働いてみたい人
・自分の市場価値を上げたい人
こちらも是非、自分の転職の軸と照らし合わせて、吟味してみてください!
まとめ
それでは、まとめに入っていきます!
教師にとってのホワイト業界とは「教師が転職後に働きやすい環境」でした!
それを踏まえた上で今回は教師にオススメの業界を紹介させていただきました。
1位 大学業界(難易度:高)
【教師の働き方の上位互換】
ゆとりのある生活を目指すなら大学職員がおすすめ!休みも多く、福利厚生も充実しており、特に都会の私立大学なら夢の1000万円プレーヤーに!!
都心私立大学:◎
国立大学:◯
地方の私立大学:△
収入の上がりやすさなら「有名私立大学」
採用のされやすさなら「国立大学」
年功序列で高収入を得られる。まさに教師の上位互換です!
2位 人材サービス業界(難易度:中)
【教師からでも大企業へ】
求人メディア業・人材紹介業:○
人材派遣業・再就職支援業:✖️
未経験でも、リクルートなどの超大手企業に手が届く!働き方次第では高年収も狙える。向上心、チャレンジ精神のある人は是非!!
ベンチャー企業に安易に入るのは気をつけて!
3位 SaaS業界(難易度:高)
【とにかく今アツい業界】
まず目指すは「インサイドセールス」
将来性抜群の業界!その人気さゆえに入社のハードルは高め。堅苦しくないフラットな雰囲気に加え、リモートワークが多いのも◎
入ってしまって経験を積むことができれば、市場価値は爆上がり!
ホワイト業界と言っても、人それぞれで感じる「ホワイト」は異なります。自分の価値観と照らし合わせて、何を大事にするのかを決めていただきたいなと思います。
理想の転職を叶えるためには、ある程度の覚悟も必要となリます!
また、「教師におすすめしない業界3選」という記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
大切なことは自分の「転職の軸」に沿って吟味することです!
今回は以上になります。
この記事が少しでもあなたの転職に役立ったら嬉しいです!
またお会いしましょう!
▼私自身の転職体験談はこちら▼
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