こんにちは!学校の先生が未経験から転職を成功させるための情報を発信しております。
今回は教師の転職活動の全体スケジュールをお伝えしたいと思います!
転職活動をする上で転職の全体像を掴むことはとても大切です。
そもそも転職なんて…という方はこちらの記事をまず読んでください!
教師の転職に必要な全ステップを網羅できる
転職成功に向けて今何をすべきかが明確になる
これを見れば転職活動の全体像はバッチリだね!
それでは見ていきましょう!
▼教員から転職したいという方はこちら▼
転職活動の全体像
まずは次の2つのことを意識してください。
①転職に必要なステップ
②ざっくりした期間
私としては6ヶ月もしくは、それ以上かけて本当に自分が望む転職を目指してほしいなと思います!
それではステップごとに見ていきましょう!
STEP1:事前の準備
転職の軸
とりあえず転職サイトに登録かな?
待って!まずは事前準備が大切なんだよ!
それでは、この転職で絶対に実現したいこと(大事にしたい価値観)をあげていきましょう!
年収
企業の知名度
どんなスキルを身につけられるか
フレックスタイム制
仕事のやりがい
勤務地・通勤時間
少ない残業「ワークライフバランス」
職種
役職
職場の雰囲気
副業ができるかどうか
転職で改善できそうなことはたくさんありそうだね!
実際にこれら全てを叶えることは難しいでしょう。
その中でもこれだけは譲れないもの「転職の軸」を決めていくことが大切です!
僕は次の2つを重視しました。
・家族や友人との時間を確保できるワークライフバランス
・副業や起業につながるスキルを磨ける
▼詳しくはこちら▼
自己分析
自己分析をした方が良いってよく言われるけど実際何をすればいいかわかんないよね。
自己分析といっても難しいことはしなくて大丈夫です。
「やりたいこと」と「できること」を絞っていきましょう!
やりたいこと
・自分が興味を持っていること
・継続して取り組んでいたこと
・夢や情熱を持ってとりくめること
個人的にはこの「やりたいこと」を考えるのがとても好きで、時間をかけたことにより心から納得した形で転職活動を始められました。
本を読むのもおすすめ!
実際に読んだ本を紹介しておきます。
できること
ここでは「できること」が何かすごいことである必要はないと思います。
「できること」は、今までの経験や実績からしか生まれません。
まずは具体的に今までどんな仕事をしてきたのかを書き出してみましょう!
やってみるとわかりますが、今までどんな業務を、どんな狙いでやってきたかなんて、意外に忘れてしまってるものです。
なので、全て書き出すくらいの勢いでどんどん書き出していきましょう。
私は高校教師だったので…
・授業→企画力、人に伝える力
・学級経営→マネジメント力
・事務仕事→基本的なパソコン操作
・成長に関わる仕事→人材育成能力
という風に書き出してみました。
具体的なエピソードも書き出してみると良いかもね!
そこから、自分なりに工夫した業務、他の応募者と差別化できるポイントや、自分の志望企業に刺さりそうな活躍をピックアップしていきます。
ところで、「やりたいこと」と「できること」ならどっちの方が大事でしょうか?
「やりたいこと」と「できること」なら「できること」から優先的に固めていきましょう!
教員から転職するときに、面接官が聞きたいのは、「何をしたいか」よりも「何ができるか」です!
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企業分析
自己分析ができたら次はいよいよ企業分析です!
そうなんです。教師が転職にするにあたって覚悟しておかなければいけないことが圧倒的情報不足ということなんです。
ここではいくつかの手段を使って、バランス良く情報を集める超王道の方法を紹介していきます。
・転職エージェント
・転職サイト
・口コミサイト
・四季報
■ 転職エージェント
転職のプロが、あなたに合わせた求人を紹介し、書類作成の手助けや、面接対策、エージェントしか知らない企業の裏事情まで教えてくれます。
▼リクルートエージェントについて詳しくはこちら▼
▼uzuzについて詳しくはこちら▼
■ 転職サイト
数多くの求人の中から、自分で求人を検索できます。 検索条件などで、自分の好みに合わせて検索できるので、隙間時間に求人情報を調べることができます。 企業が出しているものなので、どの会社もポジティブに書かれていることに注意しましょう!
■クチコミサイト
実際に働いていた社員の生の声が見れるサイトです。求人票には載っていないマイナスなコメントも読めるので、 ブラック企業なんかはコメントがすごいことになってます…。 退職するときに書く人が多いので、ネガティブな意見が多めです。
■四季報
四季報とは、東洋経済新報社が発行する企業の詳細な情報が載っている本です。調査する企業が膨大なため大量のデータや数値を用いることで、クチコミサイトとは一味違う客観的な企業の情報を見ることができます。 残業平均◯時間、平均年収◯円など、いいことを書くわけでも、 批判的に書くでもなく中立的な情報が載っています。
全て無料で使えるのがいいね!
自己分析と企業分析ができたら次のステップに進もう!
STEP 2:応募・面接
書類作成
ここからが教師にとって最大の難関だよ!
僕たちはビジネス経験がないという大きなハンデを背負っているのを忘れちゃいけないんだ。
【書類作成の目的は面接に進むこと】
「この人に会ってみたい」面接官にそう思わせることが、書類作成でのゴールとなります。
履歴書
履歴書とは「どんな経歴を歩んできたか」が見られる書類です。
▼見られるポイント▼
・学歴、職歴が募集条件に合うか?
・資格、希望条件が募集内容に合うか?
・キャリアにブランク(何もしていない期間)は無いか?
【見落としがち】
第一印象となる写真もとても大切です。証明写真機よりも2000円〜3000円払ってカメラマンに撮ってもらった方が良いでしょう!
▼履歴書について詳しくはこちら▼
職務経歴書
職務経歴書とは「どんな業務をしてきたか」を見られる書類です。
▼見られるポイント▼
・募集条件に合った業務経験があるか?
・実績、能力に信憑性はあるか?
・熱意をもって創意工夫した仕事をしてきたか?
【見落としがち】
教師の仕事内容は一般的にも知られています。そのため「何をしたのか」だけではインパクトにかけがちです。「どんな思いや意図を持って、どんな工夫をしていたのか」といったところでオリジナリティを出していきましょう
教師という仕事はオリジナリティの塊でもあるので強みに変えていきましょう!
▼職務経歴書について詳しくはこちら▼
面接
大事なことは、「事前準備」と「反復練習」です。面接にはほぼ確実に出てくる質問がありますので、そこを重点的に準備しておきましょう!
▼確実に準備しておくこと▼
・自己PR
・職務経歴の確認
・志望理由 & 転職理由
・逆質問(何か質問はありますか?)
【ピンチをチャンスに!】
「なんで教師をやめてこの会社に?」という質問はほぼ100%くるでしょう。ここは完璧に準備しておいて、面接官に興味を持ってもらうチャンスにしたいですね!
事前準備をしたら後は練習あるのみ!
面接練習せず、そのまま行く人が多いので周りと差をつけていこう!
自分一人では難しかったら、転職エージェントにも頼ってみてください!何人もの転職者を見てきているので、面接の進め方や質問の現実性、フィードバックのレベルが非常に高いです。
▼面接について詳しくはこちら▼
STEP 3:内定・退職
ここからは内定を勝ち取った後の話をしていくよ!
内定をもらう
内定獲得後の流れ▼
・改めて「転職の軸」を見直す
・回答期限の確認をする
・条件(労働条件・入社日)交渉をする
【見落としがち】
内定の連絡をもらったら、改めてもう一度「転職の軸」に合っているか見直しましょう。複数社の選考が進んでいる場合は「○月○日までに必ずお返事します」と伝えます。条件交渉は、転職エージェントの担当者に任せて理想のワークライフバランスを実現しましょう!
教師をしていると気付きにくいですが、残業すればその分のお給料をもらえますし、条件交渉を怠ると大きな損失となってしまいます。
教師は退職日するタイミングが限られてくるため、入社日の交渉は大変かもしれません。
転職エージェントの方は年間、何人もの交渉をしていますので上手く活用していきましょう!
複数社から内定をもらえていると、交渉の時、有利に働くらしいよ!
退職・引き継ぎ
内定を承諾したら、いよいよ退職の準備だ!
円満退社のためにもここはもう一度気を引き締めていきましょう!
退職の旨はできれば2ヶ月以上前から管理職に伝えておきましょう。
教員は一人が担っている仕事が独立しているため、誰かが辞めると誰かにシワよせがくることになります。
できれば人員が確保しやすいタイミングの方が円満に退職できそうだね。
同じ部署の先生方には自分が言いやすいタイミングでOKです。管理職だけには早めに伝えておきたいですね!
実は…民法では2週間前までに伝えれば良いとされています。
どうしてもすぐ転職をということがあれば2週間前までに伝えれば法律的にはセーフなんだね!
結論
それでは今回のまとめにいきましょう!
まずは転職活動の全体像を把握することが大切だったね!
■ STEP1:事前の準備
【転職の軸】
転職の軸とは、この転職で絶対に実現したいこと(大事にしたい価値観)でした。
全てを実現することは難しいから「これだけは譲れない」と思うものを見つけていきましょう!
【自己分析】
自己分析は「やりたいこと」と「できること」に分けられます。
▼やりたいこと▼
- 自分が興味を持っていること
- 継続して取り組んでいたこと
- 夢や情熱を持ってとりくめること
▼できること▼
- 特別なスキルだけではない
- 教師として今までやってきたことから探し出そう
【企業分析】
教員のほとんどが転職未経験者なので、 バランス良く転職ツールを使いこなす事が大切でした!
・転職エージェント
転職のプロから、自分に合った業界や企業の求人を紹介してもらえる。
・転職サイト
数多くの求人から、自分で設定した条件で検索したり、転職のノウハウを得たりする事ができる。
・口コミサイト
リアルな企業の実情を知ることができる。
・四季報
データに基づいて、客観的な情報を得る事ができる。また、その業界の似ている会社と比較しやすい構成になっていることもナイスなポイントである。
■ STEP2:応募&面接
面接で大切なことは、「事前準備」と「反復練習」でした!
・履歴書
「どんな経歴を歩んできたか」を見られる書類
・職務経歴書
「どんな業務をしてきたか」を見られる書類
▼確実に準備しておきたい4つの質問▼
- 「自己紹介・自己PR」
- 「職務経歴の確認」
- 「志望理由&転職理由」
- 「逆質問(何か質問はありますか?)」
絶対に何回も反復練習をしましょう!
■ STEP3:内定&退職の手続き
【内定】
実際に働くかは内定が確定してから決めていいんです。
▼内定獲得後の流れ▼
・改めて「転職の軸」を見直す
・回答期限の確認をする
・条件(労働条件・入社日)交渉をする
働く上で条件交渉をしないのは勿体無い!自分で交渉するのはちょっと…という人は転職エージェントにお願いしちゃいましょう!
【退職手続き】
最後に退職手続きのポイントです。
円満退職をするためには退職は2ヶ月以上前に伝えることが大切。
ただ、どうしてもギリギリになった場合は、2週間前でも民法的には大丈夫です!
今回は以上になります。
教師の場合は特に事前準備にしっかりと時間をかけることが大切!
みなさんのより良い人生のヒントになれば嬉しいです!
またお会いしましょう!
▼私自身の転職体験談はこちら▼
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