こんにちは!学校教員が未経験から転職を成功させるための情報を発信しています。
転職に興味はあるけど、私に合う仕事ってなんだろう?
正直、自分がやりたいことが分からないや…。
転職を考えてるけど、こんな不安を持っている方へ役立つ記事を用意しました!
実際に教員から転職を成功させて、人事・採用の経験がある私が教員目線で徹底的に解説していきます。
実際、教員の転職はカンタンではありません。
転職の実現のために越えなければいけない壁は2つ。『書類審査』と『採用面接』です。
教員の書類審査の通過率は10%以下、面接の通過率は30%程度と言われています。
え、そうなの!?じゃあ
教師から転職なんてムリなんじゃ……
そんなことないよ!実際に教員から優良企業の内定をいくつも貰って転職を成功させた人もいるんだ。
では、「その人たちが特別だったのか?」というと、決してそんなことはありません。
転職を成功させた人がもれなくやっていることがあります。
それが「自己分析」です。
この記事では3つのステップで自己分析の方法を紹介していきます!
Step1:自分の強みを言語化する
Step2:これまでの行動と紐づける
Step3:自分に合う業界・職種を絞っていく
自分の強みや特性を言語化するための『無料の診断ツール』や自己分析を効率化する『教員専用ワークシート』も紹介します!
書類作成や面接対策がスムーズに進められる
自分の強みを活かして選考を進められる
自信を持って仕事選びができる
▼教員から転職したいという方はこちら▼
教員が転職で自己分析するメリット3選
①転職活動における選考での通過率が上がる
転職活動では書類や面接による審査があります。
審査を通過するためのポイントは「企業にとって、自分がいかに活躍できる人材であるか」をアピールすることです。
そのためにも、自分の強みを知る自己分析は重要になります。
自己分析を通して、教員としての経験やスキルを整理しましょう。そこで見つけた「自分の個性や強み」を書類作成や面接に取り入れてみてください。
企業選びより自己分析を優先するのは一見遠回りのように思えますが、長い目で見れば一番の近道になります!
②企業とのミスマッチを防げる
「せっかく憧れの『〇〇職』に転職したのに、思ってたより楽しくないし、あんまり自分を活かせてる気がしない」みたいなことはなんとしても避けたいですよね。
自分の強みや、やりたいことを明確にすることで、入社してからのミスマッチを減らすことができます。
また、自己分析をすることで、これまで視野に入れていなかった仕事が、本当は自分に向いていると気づくこともあります。自分の強みを生かせそうな仕事に選択肢をしぼり有利に転職を進めていきましょう!
入社してから「自分には合わないや…」と後悔しないためにも、事前に見極めておくことが大事なんだね!
③本当に転職するべきか、冷静に考えることができる
教員から転職するということは、これまでのキャリアや公務員という社会的立場を手放すということになります。
だからこそ、自己分析をする中で「本当に転職するべきなのか」を改めて考えてみて欲しいんです。
自分にとって1番の選択は何でしょうか。
その答えが「転職」であれば、あとは転職成功に向けての一歩を踏み出しましょう。
逆に「教員の方がいいかもしれない」と思うのでれば、あえて踏みとどまる選択をしてもいいでしょう。
ここでじっくり自分と向き合うことで価値観が明確になり、自信を持って行動を選択できるようになるよ!
教員が自己分析するときの注意点
こだわりすぎて迷走しないようにしよう
「何をやりたいか」よりも「何ができるのか」「何が得意なのか」を言語化
転職において採用担当が知りたいことは、「あなたを採用して会社にどんなメリットがあるのか」ということです。
この業界・業種が好きだ!やりたいんだ!って気持ちも大事ではありますが、
これが強みです!と言える方が重要です。
やりたいことに関しては「転職の軸」を満たしていればOKです。
やりたいことを見つけるために終わりのない自分探しの旅みたいになってしまわないよう気をつけましょう。
企業の採用担当も教員がどんなことをしているかは、ある程度理解しています。
学級経営や授業、進路指導、部活動など…
大事なのはそんな中で生まれた 『あなただけの具体的なエピソード』です。
単なる役職ではなく、エピソードまで落とし込むことを目指してみよう!
自己分析はカンタンなところから始める
自己分析と聞くと身構えてしまいそうですが、きちんとステップを踏めば怖くありません。
「ゆとり転職」では最短距離で転職に必要な自己分析をしていただくために、
便利な自己分析ツールを紹介しています!
まずは自己分析ツールを使って始めてみるよ!
教員の自己分析のやり方
Step1:自分の強みを言語化する
Step2:これまでの行動と紐づける
Step3:自分に合う業界・職種を絞っていく
自己分析はこの3ステップで完了!
Step1:自分の強みを言語化する
自分の性格やこれまでのから経験から、「好きなこと」や「得意なこと」など、あなたの特徴を言語化していきます。
もう最初から面倒くさそうなんだけど…
安心して!めんどくさがりのゆとり君でもカンタンに言語化できるよう、便利なツールを紹介するよ!
強みを『言語化』する作業は、自分を客観視して適切なワードを当てはめなければならないため、非常に難易度が高いです。
一生懸命考えたことが的はずれになることや、自分の中で普通と思っていることが他者から見た「あなたの強み」だった、なんてこともよくあります。
言語化のためのおすすめ自己分析ツール
ミイダス
ミイダスは7万人の転職データから、無料であなたの転職後の想定年収や性格診断をしてくれる転職サービスです。その中で特におすすめなのが「コンピテンシー診断」です。
あなたの行動特性(コンピテンシー)から、性格的な特徴や、相性の良い職種、他にもストレス要因や相性の良い上司部下の特徴など、さまざまなことが分かります。
今まで自分では気づかなかった新しい自分が見つかること間違いなしです
自分の想定年収を知れるのも嬉しいかも!
ASSIGN(旧 VIEW)
ASSIGNは20歳〜30歳までの若手に特化したハイクラス転職サイトです。なんと言ってもASSIGNの魅力は「価値観を軸としたキャリア分析」です。
無料で2万人以上のデータをもとにAIがあなたの価値観に合う『業界✖️職種』を提案してくれます。普通の転職サイトと違って「1つの企業」ではなく、価値観に合うシナリオを選んで提案してくれるのがおすすめする理由です。
22歳〜30歳限定のハイクラス転職のため対象が限られているのがマイナスポイントです…。
業界や職種を絞るのも悩んでいたし、一気に自分に合う『業界や職種』を紹介してくれるのは嬉しいな!
ストレングスファインダー
これだけ有料の本を購入しないといけないため、お金がかかってしまいます…。
ただこの本はそれだけ価値のある本であることは、強調させてください!
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発した才能診断ツールです。
10万人以上の成功者にインタビューをとり、人の強みの研究を重ねて生まれました。これまで2800万人以上が利用するほどの人気と評判なんです。
自分が潜在的に持っている5つの強みを判定してくれます。
アンケートに30分ほどかかるので、時間に余裕がある時にすることをオススメします。
jobgram[ジョブグラム]
jobgramは無料で会員登録も不要の性格診断ツールとなります。カンタンな質問に答えるだけで5分ほどで自分の性格が言語化されちゃいます。
企業の採用のための性格診断にも使われており、手軽にできるのに正確性はバツグンといういいとこ取りの性格診断ツールです。
登録いらずで手軽に始められるのはナイスだね!
Step2:これまでの行動と紐づける
先ほど言語化した自分の強みに、これまでの行動や実績を紐づけていきます。
ただ、紐付け作業もこだわり出したらキリがありません。ですので今回は、これだけはおさえておきたい「5つの質問」を用意しましたので、考えてみて欲しいです!
ここは地味で苦しい作業になりますが、書類作成や面接で結果を出すためには、ココの作業は絶対欠かせません。一緒に乗り越えていきましょう!
紐づけ作業を効率化するために「5つの質問のワークシート」を用意しましたのでダウンロードして使って下さいね!
自己分析シート
▼ダウンロードはこちら▼
(教員向け)自己分析シート
質問1:価値観
これまで大事にしてきた価値観・考え方はなんですか?
大事にしてきたことで、得したことや損したことなどが伝わる具体的なエピソードを考えましょう。
質問2:強み・弱み
あなたの強みと弱みはなんですか?
なぜそう思うのか、具体的なエピソードを考えましょう。
質問3:自己紹介
教師を目指したきっかけや理由はなんですか?
そこからどのように考えが変化したのか。どのようなきっかけで変化したのか具体的なエピソードもあると良いでしょう。
質問4:職務経歴
経験してきた職務は? そこで得たものや実績なども具体的に書き出してください。その中で特にアピールしたいことはなんですか?
理由と具体的なエピソードもあると良いです。
質問5:自己PR
これまで努力してきたことや成果を上げてきたことを3つ挙げてください!
その中でどんな課題が生まれて、自分なりにどんな工夫や考えを持って課題と向き合ったのかあげてみてください。
Step3:合う業界・職種を絞っていく
ここまで来たら、あとは自分に合った業界と職種を選んでいきましょう。やることは2つです。
業界と職種について知る
転職エージェントに相談する
①業界や職種について知る
まずは最低限自分で調べることが大事です。その中で今までの自己分析の中からマッチする業界と職種を絞っていきます。
体系的に業界全体を網羅したいなら業界地図がおすすめです!
他にも、YouTubeにいろんな解説動画が上がっているので、興味のあるものから見ていくのも良いと思います!
僕のおすすめも紹介しておきますね!滑らない転職エージェントの末永さんです。
こちらはIT業界に特化した動画になっています。
②転職エージェント紹介
自分で調べたら、あとは転職のプロに相談しましょう!
転職エージェントは、無料であなたにあった会社を紹介して、内定までさまざまな支援をしてくれます。自己分析をする中である程度自分の考えが固まったら、最後にプロの目で客観的に見てもらいましょう。
おすすめの転職エージェントはこの2つです!
最初からエージェントに相談するのはダメなの?
ダメとまでは言わないけど…
全てを転職エージェントに委ねるのはおすすめしません。
エージェント中には、どこでも良いから就職してくれれば良いと思っている悪徳エージェントもいます。あくまでエージェントもビジネスですので、盲信しないよう気をつけて下さいね。
転職は人生の大きな選択になります。まずは自分で考えて出した答えの方が、良いことも悪いことも納得感を持って受け入れられると思いますよ。
転職の参考書として「ゆとり転職」を利用してください!
まとめ
では、おさらいです!
自己分析は次の3つのステップで進めていきましょう!
Step1:自分の強みや特性を言語化する
『言語化』には、どうしても時間がかかってしまいます。便利な自己分析ツールを使いましょう!
おすすめはミイダス
Step2:これまでの行動と紐づける
言語化した自分の強みに、これまでの行動や実績を紐づけましょう!
書類作成や面接で結果を出すためには、ここの作業は絶対欠かせません。
「自己分析シート」を活用するんだったね。
Step3:自分に合う業界・職種を絞っていく
自分に合った業界と職種を選んでいくために、やることは2つです。
①業界と職種について知る
→業界地図やユーチューブを通うじて情報を仕入れていきましょう!
②転職エージェントに相談する
→最後はプロに相談して下さい。おすすめはこの2つです!
転職エージェントに全部任せるのは要注意!
今回は以上になります!
この記事が少しでもあなたの転職に役立ったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
▼私自身の転職体験談はこちら▼