こんにちは!
高校教員から民間へ転職したのち、教員の働き方について発信をしています。
あさひと申します。
よろしくお願いします!
ところで皆さん
教師のバトンという言葉をご存知ですか?
少し前に X (旧Twitter)で流行ったやつだよね!
そうなんです!
文科省が教師の魅力を世間に伝えようとした取り組みで、学校現場の先生たちに #教師のバトン をつけてTwitterで現場の声を発信してもらったんです。
確か…結構炎上したんだよね?
そのとおり。
結果として学校現場の実態が逆の意味で世間に知られることになってしまいました。
ただ…もちろんどれも大切な現場の実態!
実は、あれから数年経った現在でも
#教師のバトン
の発信は止まらないんです。
それだけ現場の声が溢れているということだね!
それでも文科省は音沙汰なし…。
正直…とても悔しいんです。
ということで今回は「#教師のバトン」を通じて “いま” の学校現場に迫っていきます!
・教師のバトンとは何か分かる
・今の学校現場の実態を知ることができる
▼教員を辞めたいと考えている方はこちら▼
大炎上の教師のバトンでTwitterがやばいことに
教師のバトンとは
文部科学省が学校教員にTwitterなどを通じて “教師の魅力” を発信してほしいという目的で始めたプロジェクトです。
学校教員になりたいという若者が減っている現状を打破するため、「教師の魅力を知ってもらって教員志望者を増やそう」と考えたのでしょう。
きっとこんな素敵なハッシュタグで溢れると思ったんだね・・・
でも実際はそんなに甘くありませんでした。
悲痛な現場の叫びによって #教師のバトン は大炎上したのです。
・100時間を超える残業
・残業代も出ない…辞めたい…
・業務は増えるばかり
・子どものためというやりがい搾取
・土日も部活動で出勤
・部活動やりたくない
・産休代替がいない
そりゃ当たり前だよね!
先生方が日々どれだけ大変なことか!!
そしてさらに文科省から火に油を注ぐような発言も…
もう少し品の良い書き方をしてほしい
これは…キレ狂いそう…
収拾がつかなくなった文部科学省は
「最大限、反映していく」とコメントするも、投稿総数や内容については「把握していない」と話したそう。
特に目立ったアクションもないまま約半年で事実上活動はストップになってしまうも、2024年度現在でも「#教師のバトン」による悲痛な叫びは続いているのが現状なんです。
そんな声を世間にもっと知ってほしい!
今回はそんな想いで「#教師のバトン」をまとめていきます!
叫びが止むその日まで更新し続けていこうと思っているので是非定期的にチェックしてみてください!
▼教師でも転職できるの?という方はこちら▼
2024年最新 #教師のバトン
過去に話題になった #教師のバトン まとめ
まとめ
2021年3月26日に始まった教師のバトンプロジェクト。
事実上は半年で終わってしまったこのプロジェクトですが、Twitter上では2024年現在でも発信が止まっておりません。
「#教師のバトン」というハッシュタグを通じて、多くの教員が日々の仕事での苦労や悩み、そして教育現場の問題点を赤裸々に表現されています。なぜ多くの教師が転職を考えるのか、その理由も浮き彫りになってきました。
長時間労働と休暇の少なさ
多くの教員が、長時間労働と休暇の少なさに悩んでいます。ある元教員は転職後、「お花見に行く余裕があり、友達とカフェにも行けました。のんびりと。」と。教員時代には考えられなかった余裕ある生活が、転職によって実現しました。
不合理な待遇
部活動指導員の募集要項を例に挙げて、「教師にほぼ無料でやらせている事を外部人材なら20万も払う。おかしいでしょ?」という声もあります。教員の労働に対する正当な評価と報酬が欠けていることへの不満が見て取れます。
過度の責任と要求
給食指導や家庭訪問など、教育に直接関係のない業務も多く、それに伴うストレスも多いようです。「分かりました。指導してクレームが来たらあなたは責任を取ってくださるのですね。」という皮肉な返答からも、教員に課せられる責任の重さが伝わってきます。
保護者対応の難しさ
いじめ問題や保護者からの理不尽な要求など、教育以外の面でのストレスも多いようです。「校長にかわれ」と叫ぶ保護者の例など、教員が日々直面している困難な状況がうかがえます。
制度の矛盾
教員免許更新制の廃止や、免許なしでも教員になれる制度の導入など、教育政策の一貫性なさへの疑問の声も上がっています。「どうしてここまで悲惨な事になった?」という声は、多くの教員の思いを代弁しているでしょう。
心身の健康への影響
「同僚が倒れました」という投稿からは、過酷な労働環境が教員の健康に深刻な影響を与えています。
「#教師のバトン」で語られる現状は厳しいものですが、同時に教育への情熱と使命感も垣間見えます。
しかし、自身の幸せと健康を犠牲にしてまで続ける必要はありません。教育への思いを大切にしながら、新たなキャリアを模索することも一つの選択肢です。
そのような現場の声から目を背けてはいけない。
いつの日かこの発信が教師の魅力を伝えるものになりますように!
今回は以上になります!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
▼教員から転職したいという方はこちら▼