こんにちは!学校の先生が未経験から転職を成功させるための情報を発信しております。
今回は教師の転職(面接の流れ)について説明していくよ!
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面接の流れは決まっている
転職活動の「面接」における必ず聞かれる5つの質問を紹介させていただきました。転職活動において成功のカギは「面接」と言っても過言ではありません。
やっぱり面接って聞くとかなり不安だよね。
大丈夫!転職活動の「面接」には 王道のパターンがあるから、そこさえ押さえておけば問題ないんです。
転職活動の中で、面接がどのように進んでいくのか、どんな準備をするべきなのかについて、話していきたいと思います!
面接に対する心構え
面接官が見ているのは大きく2点あります。
自社で活躍できそうか
すぐに辞めてしまわないか
この2点の不安を取り除くことが内定への近道となります!
【清潔感・身だしなみ】
第一印象の要は間違いなく「清潔感」!
面接官は5秒で採用を決めることはなくても、5秒で不採用を決めることはあります。第一印象が良ければ、その後の面接も良い印象で進むことが多いです。
当日の服装、髪型、あいさつ、表情で周りとの差をつけましょ
【ダラダラ話さず端的に話す】
長くても1分以内!
教師をしていると、5分以上の話しなんてザラにありますよね。普段の癖が出てしまって、説明の途中で止められてしまうなんてことは避けたいです。
【事前準備を綿密に行なって挑む】
教師は喋るのが得意だから大丈夫!?転職の面接はそんな甘くありません。忙しいからと事前準備を怠ると通過率は劇的に下がってしまいます。また、しっかり準備することで、自分の考えが洗練されると同時にやりたいことがはっきりしてきます。
それでは面接の流れを見ていきましょう!
①自己紹介は簡潔に
『自己紹介をお願いします』
面接が始まってすぐに求められるのが自己紹介です。
ここで面接官は話した感じの第一印象を決めています。
ここでおどおどしたり目が合わなかったりしたりすると面接官に不安に思われちゃいます…。
大体1分程度のものを用意しておきましょう。
この時、職務経歴書の職務要約で書いてあることをそのまま言うのがおすすめです。
採用担当者は職務経歴書を見た上で面接に呼んでいます。
逆に書いてあることと違うことを言って、「こんなはずじゃなかった…」ということがないようにしましょう!
自己紹介は必ず最初に聞かれるのでアドリブで行かず、テンプレを作って暗記するまで繰り返し練習しましょう!
②職務経歴で自己PRをせよ
『これまでの職歴を教えてください』
面接官は「これまでの経験から、うちで活躍できそうか」を見ていますので、全ての経歴を詳しく話す必要はありません!
ダラダラと自分語りにならないようポイントを絞りましょう!
企業に合わせて、マッチしそうな経験に焦点を当て、そこを深掘りしてアピールできると良いですね。職務経歴書で書けなかった深掘りの部分を伝えられたら◎
「どんな立場で何をしたのか」を簡潔に伝え、「実績や工夫したこと」などを深掘りして伝えましょう。数値と思考のプロセスを伝わるように話せるとポイントアップです!
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③志望動機は具体的なエピソードを添えて
『弊社を志望した理由はなんですか』
面接官が「すぐ辞めずに、長く会社で活躍してくれるか」を見極めたい質問です。
どの会社でも言えるような、ありきたりな理由は避けたいですね。
『あなたの会社だから志望したんだ』ということを伝えるようにしましょう!
伝える時のポイントは2つです。
自分の原体験→志望動機
業界の志望理由→会社の志望理由
自分の原体験→志望動機
求人票やホームページに載っている言葉だけで表現しようとすると、どうしても他の転職者と被ってしまします。自分の原体験に紐づいたオリジナルエピソードから志望動機を作ってみましょう!
志望するきっかけに原体験を使うように意識すれば、その後は別に他の人と被っても問題ありません。
ブログなどで情報発信をするようになって、SEOなどのネットの仕組みに興味を持つようになりました。そこから自身の小さなサイトだけでなく、大きな会社のサイトの運営に携わる、webマーケティングという仕事を目指すようになりました。
業界の志望理由→会社の志望理由
教師からの転職は未経験転職となるので、いきなり会社の志望理由に言及すると、面接官は「なんでいきなりうちを見つけたの?」と困惑してしまいます。情報を整理して伝わりやすくするためにも「業界→企業」の順に噛み砕きながら説明するようにしましょう!
教師からの転職は特に意識した方が良さそうだね!
④転職理由で人生を語れ
『どうして教員を辞めようと思われたのですか』
面接官は「うちでも同じような理由で辞めないか」 という目線で質問してきます。絶対NGなのは「今の職場が悪いんです」 と全てを職場のせいにして返答することです。
面接官もネガティブな理由があることは分かっています。その上でどう解釈して次に繋げるかを聞いています!
教員という仕事も非常に魅力的だったんですが(教職を否定しない)、 どうしても〇〇業界で〇〇としてチャレンジしてみたいと思ったんです!
未経験だからこそ、前向き一本で貫くことができます。変に教師のネガティブな話をするより、こちらの方が印象が良いと個人的には思います。
また、この理由だと志望動機ともリンクするはずなので話に一貫性が生まれるのも良いところです。
番外編
番外編①よくされる深掘り質問
実際の面接ではもう少しあなたのことを知りたいと、深掘り質問がくることがあります。
一例を軽く紹介させていただきます。
『長所と短所を教えてください』
ポイントは短所を答えるときに、それをどのように対策しているかも付け加えることですね。答えないのは自己理解が甘いと思われるためNGです。
『キャリアプランについて、どう考えていますか』
入社してからどのような事業に関わってどのようなに活躍したいか、できる限り具体的に答えられるようにしましょう。そのためには企業研究が必須です!
『今の仕事へどんな不満がありますか』
基本は転職理由と同様で不満はないと答えていいと思います。何か答えるとするのであれば 人ではなく、環境や仕組み自体に言及すると、悪い印象は持たれにくいです。
どれだけ仕事で成果を出しても、年齢で給与が完全一律なことに、少し違和感を感じていました。御社ではインセンティブ制度もあり、活躍に応じた昇給を目指して誠心誠意、業務に励みたいと考えております
さりげなく相手企業の良いところも伝えられていてGoodだね!
『あなたを採用するメリットはなんですか』
未経験の私たちには少し頭の痛い質問ですが、自信を持って答えましょう。具体的な経験から得たもので、企業で活躍できることをアピールします。
〇〇な経験から、御社の〇〇では〇〇のように貢献できると考えています。
企業が何を求めているのか、自分には何ができるのか、企業研究と自己分析を行い、しっかり準備しておけば、恐れることはありません!
番外編②予想外の難しい質問があったとき
まれに答えに困るような突拍子もない質問がくることがあります。
そんな時は慌てて答えるのではなく「少し考えてもよろしいでしょうか」と 一呼吸おいて思考を整理から答えましょう。
本日の面接に点数をつけてください
うちの会社の悪いところを3点あげてください
面接官は「良い答え」を待っているのではなく、困った時にどんな行動や思考になるのかを見ています。
慌ててパニックにならなければオッケーです!
⑤逆質問で興味を示せ
『何か質問はありますか?』
面接の最後に待っているのが「逆質問」です。この時、質問しないのが1番のNGとなります。面接官は「応募者の意欲を知りたい」という気持ちで質問してきています。
無回答だけは絶対に避けましょう!
フリーな質問ですので、これを聞かなければいけないというのはありません。ただ、聞かない方がいいものは存在します。
▼聞かないほうが質問▼
「福利厚生や残業」などの待遇面
これらは内定後に確認すれば良いものですので、面接では控えておきましょう。
調べていれば分かるような会社への質問
企業研究していないと思われます。ネットからでは手に入らないような質問がいいですね。
いくつか逆質問の例を見てみましょう!
まとめ
①自己紹介
【第一印象が大事!】
1分程度のものを用意して 確実に暗記しておきましょう。職務経歴書と同じ内容で伝えて大丈夫です!
②職務経歴
【うちで活躍できそうかな?】
自分の全ての経歴を語るのではなく、その企業に合わせて役立ちそうな経歴をピックアップして伝えましょう!
③志望動機
【すぐに辞めずに頑張りそうかな?】
自分の原体験から志望動機を語りましょう。業界への志望動機→その会社への志望動機と2つに整理すると伝わりやすいです!
④転職理由
【同じような理由で辞めないかな?】
愚痴まみれにならないよう注意です。未経験な私たちは「教師も良かったけど、どうしても〇〇として働きたかった」という前向きな伝え方ができます!
⑤逆質問
【自社を志望する意欲はあるかな?】
質問しないのは絶対NG。いくつか事前に用意しておくことをおすすめします。ただそのとき「福利厚生や残業」「調べれば分かること」は聞かないようにしましょう!
今回は以上になります!
この記事が少しでもあなたの転職に役立ったら嬉しいです。
またお会いしましょう!
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