教員が転職すると後悔してしまう「ブラック業界」3選

ゆとり転職(教師・教員の転職)

こんにちは!

学校教員が未経験から転職を成功させるための情報を発信しております。

ゆとり

突然だけど、頑張って転職活動して入った業界がブラック企業だったらどうする?

あさひ

それは嫌だなぁ。できれば早めに知っておきたいよ…。

今回は教師・教員にオススメしない「ブラック業界」3選 をお伝えしていきます!

ただ、ブラック業界と言っても、 人それぞれで感じる「ブラック」は異なってきます。例えば残業時間1つをとってもマイナスに感じる人がいればプラスに感じる人もいます。

例えば残業時間1つとっても…
ワークライフバランスを大事にしたい人にとってはマイナスだし、残業代でバリバリ稼ぎたい人にとってはプラスの要因になりますよね。

本記事では『教師・教員が転職後に後悔しやすい業界』をブラック業界として紹介します。

さらに、そのブラック業界にも向いている人は必ずいますのでそんな人の特徴までお伝えできればと思います。

ゆとり

どんなブラック業界にもホワイトな企業は存在するし、どんなホワイト業界にもブラック企業は存在するもんね!

その点を踏まえた上で、この記事を読んでいただけると幸いです。

▼教員から転職したいという方はこちら▼

目次

教員が転職すると後悔する「ブラック業界」

教師・教員の転職
ゆとり

教師・教員にオススメしないブラック業界はこちら!

教師・教員にオススメしない業界ランキング

1位 飲食業界
2位 塾業界
3位 投資関連業界

『教師・教員が転職後に後悔しやすい業界』をブラック業界としてランキングにしました!

それぞれの理由は後述するとして、まずはそもそも『教師・教員が転職後に後悔しやすい要因』について説明していきます!

転職したのに後悔!?

教師・教員の転職

損失回避バイアス」という言葉をご存じでしょうか。

「得をすること」よりも「損をすること」の方を大きく捉えてしまうという心理状態を表す投資用語のことです。

教師・教員の転職においても同じことが言えます。

ゆとり

転職によって何かを得ることより、今ある待遇を失うことの方を考えてしまう傾向にあります。

だからこそ転職によるリスクリターンをしっかり認識することが大切なんです。

それでは、教師の仕事についておさらいしておきましょう!

メリット

【将来的に安定している仕事】
教師の仕事は良くも悪くも安定しております。給料は平均よりも高水準ですし、土日・祝日、長期休暇まで保障されています。営業数字的なノルマも少ないので自分のペースで仕事ができるのは教師の強みです。

デメリット

【異常な働き方】
現状とにかく授業以外の仕事が多すぎるんです。残業時間は月平均で、100時間超えることもある上に支払われない残業代。どれだけ頑張っても、給料は年齢で決まるため、やりがいが失われてしまいがちです。クレーム対応などでメンタル的にもハードで離脱してしまう人もしばしば。

ゆとり

教師のメリットを失うというリスクデメリットを改善できるというリターンをちゃんと整理できたかな?

今回の記事では、転職した後に「教師のメリット」を失うことが後悔に繋がりやすいという前提のもとでブラック業界『教師・教員が転職後に後悔しやすい業界』を紹介しております。

『ゆとり転職』でのブラック業界の定義

ゆとり転職(教師・教員の転職)
ブラック業界の定義

将来性が低い
給料が安い
残業時間月45時間以上
年間休日が120日以下
業務のノルマが厳しい

将来性と給料、業務のノルマについては教師だった方が良かったということが起こらないようにしていきたいところです。

絶対に改善しておきたい点もおさえておきましょう!

残業時間について改善されなかったら、転職の意味がないですもんね。

以上の点を踏まえて「教師・教員にオススメしない業界」のランキングについて一つずつ解説をしていきます!

教師・教員にオススメしない業界ランキング

1位 飲食業界
2位 塾業界
3位 投資関連業界

1位:飲食業界

ゆとり

飲食業界は競争の激しい業界の1つです。

開業数は1位‼️ 廃業数も1位⁉︎

飲食業界は初期費用さえ準備できれば誰でも始めることができるため、参入障壁がとても低いです。厚生労働省【飲食店営業施設数の推移】によると全国の飲食店営業施設数は140万件以上となっております。

さらに、今の不況や人口減少も重なり、 ライバルは多いのに、お客さんは減っているという状況なのです。

ゆとり

お店側も人員を削減したり給料を下げたりせざるを得ないんだ。そりゃ平均年収も低くなってくるよね..。

離職率はダントツ‼︎

厚生労働省【産業別の入職と離職】によると飲食業界の離職率は第1位となっております。飲食業界は特に金曜の夜から日曜の昼、祝日にかけてと、みんなが休みたいときに働かなくてはなりません。混んでいる日だと、激務&長時間労働も…。

ゆとり

家族や友人との予定を組みにくいのもデメリットかもしれません。

飲食業界はブラック⁉︎

▲ブラックな特徴▲
将来性が低い
給料が安い
休みが取りにくい

【向いている人の特徴】
将来、自分でお店を開こうと考えている人

ゆとり

ブラック業界だとしても向いている人は必ずいるということを忘れずに!

今回だと、将来飲食店を自分で開きたい人は現場で経営のノウハウを学ぶチャンスになるわけです!

さらに、成功している飲食店も数多くあるので、独立を視野に入れた上なら、むしろ必須と言えるかもしれません。

2位:塾業界

塾業界は教師からも転職しやすい業界の一つです!

塾業界は学校から、学級経営と生徒指導、部活動を取っ払った状態なので教材研究に専念できる魅力ある業界でもあります。

お金を払っているから生徒も前向きに授業に取り組んでくれるし、人気講師だと年収数千万と夢のある業界…!

しかし、これはあくまで良い側面だけを見ているからだけです。

同じ教育業界なのに⁉︎

厚生労働省【新規学卒就職者の離職状況を公表します】によると、教育・学習支援業の新規卒業者3年間の離職率はとても高く、将来性を考えたときにも、少子化による子供の減少や、 東進ハイスクール、スタディサプリなどの映像授業で、多くの塾はかなり激しい競争を強いられます。

ゆとり

今後も大手の人気講師の待遇と、そうでない講師の待遇との差が広がりそうです。

変則的な勤務時間

まず、普段の授業は学校が終わってからになるため、どうしても勤務時間が夜になります。12時〜22時あたりでの勤務時間の塾が多いと思います。

ゆとり

土曜授業がある塾も多いし、家族や友人との時間が合いにくそうだね。

年収ダウン⁉︎

基本的に年収は教師より下がることが多いです。また塾によっては、残業代が出なかったり、昇給が全然なかったり…。

  • 平均年収:約418.4万
  • 平均月収:約31.1万
  • ボーナス:約48.8万

出典:厚生労働省「令和3年度賃金構造基本統計調査」
※賃金構造基本統計調査から、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて年収を算出

塾業界はブラック⁉︎

▲ブラックな特徴▲
給料が安い
休みが取りにくい

【向いている人の特徴】
授業力に自信があり、結果をガンガン出せる人

塾によっては高収入を狙える可能性も全然あります!

教師の経験から、塾業界への転職はしやすくなっているので、高待遇が見込まれる数社に絞って、転職活動するのもありです。

3位:投資関連業界(証券・不動産・保険)

投資関連業界は未経験からでも意外とスルッと入れる業界です。

しかも平均年収が高い企業も多い

ただ、その分かなり激しいストレスがかかる業界でもあるんです。

不動産や保険業界については、投資を扱っている分野を対象にお伝えします。また、これらの業界は多くの人が営業職となりますので、今回は営業職について説明したいと思います。

投資関連業界(営業)の3つのキツさ

【肉体的なキツさ】
外回りや電話営業、顧客との商談、ポスティングなど、ザ・営業職としての苦労があります。また個人営業の場合、お客様から休日や深夜に連絡がくることもあるため、いつでも準備しておかなくてはいけません。

【精神的なキツさ】
営業は数字がものをいう業界ですので、ノルマを達成しなければいけないプレッシャーは常にかかってきます。また、投資に関連しているため、おすすめした商品・物件の価値が落ちると、激しいクレームになることがあります。

【金銭面的なキツさ】
営業職は成果報酬型の会社が多く、最低限の基本給+インセンティブ(成果報酬)となります。したがって、同じ部署にいる人でも給料にかなりの幅があることが多く、営業結果次第で給料が大きく変動するため、収入は不安定になります。

教師は基本的に数字のノルマもないので、ギャップは大きいと思います。

ゆとり

クレームに関しては、どっこいどっこいかもだけどね。

結果を出せば、高収入が狙えますが、その分、非情にならなければならない時もあります。会社からのノルマもありますので、相手が損をしそうな商品でも、おすすめしなければならない時があり、仕事だと割り切って考えられる人は向いているかもしれません。

投資関連業界(証券・不動産・保険)はブラック⁉︎

▲ブラックな特徴▲
営業でのノルマやクレームにより心の余裕を持ちにくい
とにかくメンタルがきつい

【向いている人の特徴】
ばりばり働いて高年収を狙いたい人
仕事と相手への情を割り切って考えられる人

まとめ

ゆとり転職(まとめ)

今回は、教師・教員におすすめしないブラック業界を紹介させていただきました。

教師・教員にとってのブラック業界とは教師・教員が転職後に後悔しやすい業界

なので、教師・教員からの転職で失うと辛いものをピックアップしてきました。

教師・教員が転職後に後悔しやすい要因

将来性が低い
給料が安い
残業時間月45時間以上&年間休日が120日以下
業務のノルマが厳しい

ゆとり

教師の方が良かった…ということがないようにしたいですね!

教師・教員にオススメしない業界ランキング

1位 飲食業界
2位 塾業界
3位 投資関連業界

教師にオススメしない業界

【低賃金で土日祝日を犠牲に…】

ゆとりのある生活を目指すなら飲食業界はやめておこう!せっかく教師から転職したのに、平均年収は下がるわ、土日祝日もないわで後悔しやすい。逆に将来、自分でお店を開こうと考えている人はありかも!?


【教師から転職しやすいけど…】

教師からの転職で、まず思いついてしまうのが塾業界。だけど転職のしやすさに惑わされないで!基本的には年収ダウン&変則的な勤務時間(12時〜22時)…。授業以外の雑務も多く大手以外は環境も恵まれてないので離職する新卒も多し。授業力に自信があり結果をガンガン出せる人にとっては吉か…!?


【とにかくつらい営業】

教師とのギャップが特大!慣れない営業としての辛さに加えてノルマやクレームに追われる日々はとてもじゃないけど「ゆとり」とは遠い業界だ。年功序列で上がっていく給料とは違い、成果型の不安定な収入は合う人と合わない人に分かれそう…。

今回はブラック業界として、3つの業界をあげさせていただきました。ただ、冒頭でもお伝えした通り 何がブラックかは人によって異なります。

ゆとり

どんな業界にも、ブラック企業はあるし、逆にホワイト企業もあるんだね!

自分の価値観と照らし合わせて、何を大事にするのかを決めていただきたいなと思います。

あさひ

「教師におすすめの業界3選」という記事もありますので、ぜひ読んでみてください。

大切なことは自分の「転職の軸」に沿って吟味することです!


今回は以上になります。
この記事が少しでもあなたの転職に役立ったら嬉しいです。

ゆとり

またお会いしましょう!

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