
教員ってどんなふうに働いているのだろう?




教員のリアルな現場状況を知りたい!
これから教員になる人や教員の仕事に興味をもっている人、こんな疑問をもっていませんか?
実際に私も教員になる前、学校現場で働いている教員の方のリアルな本音を知りたいと思っていました。
そこで今回は、中学校教員として現役で働いているAさんに学校現場のリアルな働き方についてインタビューをさせていただきました。
- 年齢:20代後半
- 学校種:中学校
- 学校所在地域:兵庫県
- 教職経験年数:5年
- 担当教科:国語
- 校務分掌:給食主任
- 部活動の顧問:している(主顧問)
教員の仕事について
教員になったきっかけ




どうして教員になろうと思ったのですか?
・人と関わること
・教えること
・絵を描くこと
・文章を書くこと
といった、自分が好きなことが全部できる仕事を考えた時に、1番安定してて理想の形だったのが教員でした。




確かに、全て教員の仕事に活かせそう!
また、人一倍考えることの多い思春期を送っていた私にとって、先生という存在に助けられた経験から、私もそういった生徒に寄り添いたいと考えるようになりました。
教員の仕事のやりがい




けんさんは教員の仕事にやりがいを感じていますか?
生徒の分かった顔や嬉しそうな顔を見ると、役に立ててよかったと嬉しくなります。
リアルな中学校教員の働き方
勤務時間について




勤務時間について詳しく教えてください!
出勤時間は大体7:30~7:50の間です。時間はその日の道路混雑状況によって変動します。
退勤時間は18:00~21:00の間です。私の学校では21時になると追い出される仕組みになっているので、どんなに遅くてもその時間までには帰ります。




毎日残業があるんですね…
昼休みについて




昼休みはどのくらい取れていますか?
生徒が学校にいる間は、休む暇もなく、昼休みの休憩時間は取れていないのが現状です。
職員室に戻って自分の席に座るときはもうすでに定時になっています…。




昼休みもないなんて、教員は大変な仕事だ…
休日出勤について




休日出勤はありますか?
休日出勤の頻度は平均月2~3日ほどあります。
教員の仕事で最も負担な業務




仕事をする上で最も負担となっている業務は何ですか?
- 部活動指導
- 保護者対応
- 校務分掌
これらが私が仕事をする時の最も負担となっている業務です。
この3つの業務は、私にとって、今後教員を続けていく上での大きな不安要素になっています。




どれも大変な仕事ばかりだな…
今後の働き方について
教員を辞めたいと思ったことは?




Aさんは教員を辞めたいと考えたことはありますか?
困ったご意見を仰る保護者さんからの主張に対して管理職が守ってくれなかったり、仕事に追われて21時に追い出される日が続いた時です。
今後のキャリアについて




今後のキャリアはどのように考えていますか?




大変なこともあるけど、教員を続けていきたいのですね!
教員の働き方改革について




教員の働き方改革について、
どのような変化があれば良いと思いますか?
残業代云々よりも仕事の数だけ人を増やし、一般企業のように分業すべきだと思います。
現状減るわけでもなく、むしろ増えゆく仕事に対して対処ができる人数ではないと思います。
管理職は「早く帰ってください」と言いますが、ひとりひとりが抱える仕事量が多すぎて、帰りたいのに帰れない人がほとんどです。
現場が求めているのは、お金よりも自信を持って自分の担当している仕事ができるためのゆとりだと思います。




心のゆとりを持つことが大切ですよね!
まとめ
現役中学校教員のAさんへのインタビュー、いかがだったでしょうか?
普段はなかなか聞くことのできない、リアルな学校現場の現状を知ることができたと思います。
教員の仕事は確かに大変だけれど、その分やりがいも大きい仕事だと実感しました。
この記事が教員になりたいと思っている人や興味をもっている人の参考になれば嬉しいです。