【教員必見】ジブラルタ生命のしつこい保険営業への対応と金融リテラシーUPのコツ

「ジブラルタ生命の営業がしつこくて困っている…」

「保険の勧誘を何度も断っているのに、まだ来るんです」

「職員室に営業が来て、断りづらい雰囲気になってしまって…」

こんな悩みを抱える教員の方々は、少なくないのではないでしょうか?

実際に私も教員1年目で右も左も分からず残業の嵐に悩んでいる時、

職員室でジブラルタ生命の営業に声を掛けられて脳死で入ったのを今でも後悔しています。

ジブラルタ生命は教員向けの営業に力を入れていることで知られており、その積極的な勧誘手法が「しつこい」と感じられることも多いようです。

ただ、最初にお伝えしたいのは

私は別にジブラルタ生命を否定したいわけではないということです。

前提としてジブラルタ生命の保険は素晴らしい商品であり、必要な人は入るべきだとも思っています。

私が今回の記事でお伝えしたいのは、

教員が正しい金融リテラシーを持つべきだということです。

私のように脳死で保険に入って、勉強もせずに保険は悪だからといって辞めてしまうことがないように、落ち着いて適切な判断ができるようになることを目指しています。

目次

ジブラルタ生命の教員への営業実態

教員に営業をする背景

  1. 安定した収入:教員は公務員としての地位があり、安定した収入が見込めます。これは、長期的な保険契約を結ぶ上で重要な要素となります。
  2. 社会的信用:教育者としての社会的地位は、保険会社にとって信頼性の高い顧客層を意味します。
  3. 将来の退職金:教員には比較的高額の退職金が支給されることが多く、これを見込んだ保険設計が可能です。
  4. ライフイベントの予測しやすさ:教員の生活パターンは比較的予測しやすく、結婚、出産、子育てなどのライフイベントに合わせた保険提案がしやすいという特徴があります。
  5. 口コミ効果:教員同士のネットワークを通じて、契約が広がる可能性が高いことも魅力の一つです。

一般的な勧誘パターン

ジブラルタ生命の営業担当者は、様々な方法で教員にアプローチします。主な勧誘パターンには以下のようなものがあります。

  1. 職場への直接訪問:学校に直接来訪し、職員室や個人の教室で話しかけるケースです。(このパターンが一番多いと思います)
  2. 電話勧誘:学校の電話に連絡してくることがあります。
  3. 知人や同僚を介した紹介:すでに契約している教員を通じて、新たな見込み客を紹介してもらうこともあります。

「しつこい」と言われる要因

ジブラルタ生命の営業が「しつこい」と感じられる理由には、以下のような要因があります。

  1. 執拗な再勧誘:一度断っても、時間を置いて何度も連絡してくることがあります。
  2. 感情的アプローチ:「あなたの将来が心配で…」といった感情に訴えかける言葉を使い、断りにくい雰囲気を作ります。
  3. 職場環境の利用:同僚や上司の目がある職場で勧誘することで、断りづらい状況を作り出すことがあります。

教員のための効果的な断り方

もし、ジブラルタ生命の営業に対して、本当は入りたくないと思う方がいらっしゃれば、

教員の立場から効果的に対応する方法をご紹介します。

はっきりと断ることが重要

営業を断る際に最も重要なのは、曖昧な態度を避け、はっきりと断ることです。曖昧な返答は、営業担当者に再勧誘の余地を与えてしまいます。

  1. 明確な言葉遣い:「結構です」「考えておきます」などの曖昧な表現は避け、「お断りします」「必要ありません」と明確に伝えます。
  2. 毅然とした態度:声のトーンや表情も重要です。自信を持って断ることで、再勧誘の可能性を減らせます。
  3. 理由の説明は最小限に:詳細な理由を説明する必要はありません。理由を述べると、それに対する反論の機会を与えてしまう可能性があります。(曖昧に積み立てNISAを考えているので…などと言ってしまうと利回りが積み立てNISAよりも高い商品もあるのでと返されてしまいます。)

具体的な断り文句の例

状況に応じて使える、具体的な断り文句をいくつかご紹介します。

  1. 直接的な断り
    • 「申し訳ありませんが、保険の勧誘はお断りします。」
    • 「ご提案ありがとうございますが、現在新しい保険に加入する予定はありません。」
  2. 時間がない場合
    • 「今は授業の準備で忙しいので、お話を伺う時間がありません。」
    • 「生徒の対応がありますので、これ以上のお時間を取ることはできません。」
  3. 再勧誘を防ぐ場合
    • 「今後も保険の勧誘は一切不要ですので、連絡はご遠慮ください。」
    • 「再度のご連絡は控えていただくようお願いします。」
  4. 職場での対応
    • 「学校では個人的な契約の話はできません。業務に支障が出るため、お引き取りください。」
    • 「教育現場での営業活動は適切ではありません。今後は学校に来ないでいただきますようお願いします。」
  5. 検討の余地がない場合
    • 「すでに必要な保障は十分に確保していますので、新たな保険は必要ありません。」
    • 「家族で話し合った結果、追加の保険は不要という結論に至りました。」

ジブラルタ生命はしっかりと学校に許可をとって営業活動をしているので、管理職に相談をしたり、組織として営業を断っていくような動きは難しいです。

断る際は、相手の人格を否定するのではなく、あくまでも勧誘行為そのものをお断りするという姿勢を保つことが大切です。

ジブラルタ生命の営業から学ぶこと

ジブラルタ生命の勧誘に適切に対応するためには、正しい知識を身につけ、同僚と情報を共有することが重要です。ここでは、教員が個人レベルで実践できる効果的な準備方法をご紹介します。

基本的な保険の知識

  • 生命保険、医療保険、損害保険の違いを理解する。
  • 各保険の必要性と自分のライフステージに合わせた選び方を学ぶ。

教職員向けの福利厚生制度

  • 公立学校共済組合や私学共済などの制度内容を確認する。
  • これらの制度で既にカバーされている保障範囲を理解する。

ファイナンシャルプランニングの基礎

  • ライフプランニングの重要性を認識する。
  • 収支管理、資産運用の基本を学ぶ。

情報源の確保

  • 金融庁や消費者庁などの公的機関の情報を定期的にチェックする。
  • 信頼できる金融関連の書籍やウェブサイトを見つける。

教員が基本的な金融知識をつけるならしん【保険を売らない正直FP相談】さんのYouTubeがオススメです!

私がX(旧Twitter)でいつも仲良くしていただいている方です。

https://www.youtube.com/@shinpapa08

自身の金融ニーズを正確に把握し、必要な情報を自ら収集・分析する力を身につけることができます。そうすることで、ジブラルタ生命に限らず、様々な金融商品や保険の勧誘に対して、自信を持って適切に対応できるようになります。

教員に必要な保険と金融知識

教員という職業の特性を考慮しつつ、適切な保険選びと金融知識を身につけることは、将来の安定した生活のために重要です。ここでは、教員に特に必要な保険と金融知識について詳しく解説します。

教職員共済と民間保険の違い

  1. 教職員共済の特徴
    • 公立学校の教職員向けの相互扶助制度
    • 一般的に民間保険よりも保険料が安い
    • 給与から天引きされるため、支払い忘れの心配がない
    • 退職後も継続加入できる制度がある
  2. 民間保険の特徴
    • 多様な商品ラインナップがあり、ニーズに合わせて選択可能
    • 教職員共済よりも高額の保障を設定できる場合がある
    • 特約などでカスタマイズが可能
    • 転職時も継続しやすい
  3. 補完関係
    • 教職員共済で基本的な保障を確保し、民間保険で不足分を補うという考え方
    • 教職員共済と民間保険のメリットを組み合わせることで、より安定した保障が可能

ライフステージに応じた保険の選び方

  1. 若手教員時代(20代〜30代前半)
    • 死亡保障よりも、病気やケガに備える医療保険を重視
    • 教職員共済の基本的な保障に加入
    • 必要に応じて、民間の医療保険や所得補償保険を検討
  2. 家族形成期(30代後半〜40代)
    • 家族の生活を守るための死亡保障を増額
    • 子どもの教育資金に備えた学資保険や積立型保険を検討
    • 住宅ローンがある場合は、団体信用生命保険の加入を確認
  3. キャリア後期(50代〜)
    • 子どもの独立に伴い、死亡保障を見直し
    • 老後の医療に備えた医療保険や介護保険の検討
    • 退職後の生活に備えた年金保険の検討

資産運用の基礎知識

  1. 運用の3大原則
    • 安全性:元本が保証されているか
    • 流動性:必要なときにすぐに現金化できるか
    • 収益性:どれくらいの利回りが期待できるか
  2. 主な金融商品
    • 預金:安全性が高いが、低金利
    • 債券:国債や社債など、比較的安全で一定の利回り
    • 株式:リスクは高いが、高い収益の可能性
    • 投資信託:専門家が運用し、少額から始められる
  3. 分散投資の重要性
    • 「卵は一つのカゴに盛るな」の原則
    • 複数の金融商品に分散して投資することでリスクを軽減
  4. 長期投資の効果
    • コンポウンド効果(複利効果)の活用
    • 短期的な市場変動に惑わされにくい
  5. 新NISA(少額投資非課税制度)の活用
    • 長期・分散投資に適した制度
  6. iDeCo(個人型確定拠出年金)の活用
    • 老後の資産形成のための税制優遇制度
    • 掛金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税
    • 60歳以降に受け取る際も税制優遇あり
    • 教職員の場合、加入可能枠に注意(共済加入者は月額1.2万円まで)

iDeCoと教職員共済の組み合わせ

  1. メリット
    • 教職員共済で基本的な保障を確保しつつ、iDeCoで老後の資産形成を強化
    • 税制優遇を最大限に活用できる
  2. 注意点
    • 教職員共済の掛金とiDeCoの掛金のバランスを考慮
    • 長期的な資産形成計画の中でiDeCoの位置づけを明確に
  3. 運用商品の選択
    • iDeCoでは自身で運用商品を選択する必要がある
    • リスク許容度や投資経験に応じた適切な商品選びが重要

私はNISAでS&P500に毎月33,333円の投資を教員時代に始めて今でも継続しています。

完全放置で4年間で200万円を超えているので、かなりの高利回りの恩恵を受けています。

iDeCoにも入っていたのですが、転職のタイミングで途中で辞めてしまいました。(途中で引き出せないというのが自分にとっては嫌だったので)

ただ、途中で辞めるというのは実は一番良くなくて、今でも30万円ほどが引き出せないまま宙に浮いている感じです。

これらの知識を身につけることで、ジブラルタ生命などの保険会社からの勧誘に対して、より冷静かつ適切に判断することができます。自身のライフプランに基づいて必要な保障を見極め、過不足のない保険選びと資産運用を心がけることが大切です。特に、iDeCoなどの税制優遇制度を活用することで、より効率的な資産形成が可能となります。

まとめ:正しい判断をするために

ゆとり転職(まとめ)

ジブラルタ生命の営業に対して適切に対応し、自身の経済的未来を守るためには、正しい知識と冷静な判断力が不可欠です。

最初にもお伝えしたとおり

私は別にジブラルタ生命を否定したいわけではないということは再度お伝えします。

前提としてジブラルタ生命の保険は素晴らしい商品であり、必要な人は入るべきだとも思っています。

私が今回の記事でお伝えしたかったのは、

教員が正しい金融リテラシーを持つべきだということです。

ジブラルタ生命に限らず、どのような金融商品の勧誘を受けた場合でも、即決を避け、十分な情報収集と冷静な判断を心がけましょう。

また、金融環境や自身の状況は常に変化していきます。定期的に自身の保険や金融計画を見直し、必要に応じて調整していくことが、安定した将来につながります。

新しい金融商品や制度、法改正などについて常にアンテナを張り、自身の知識をアップデートし続けることで、より豊かで安定した人生を送る基盤を築くことができます。

教育者として子どもたちの未来を支える一方で、自身の経済的未来も賢く守っていってください。皆様の教員生活と金融生活が、より充実したものになることを願っています。

ゆとり

今回は以上になります!
ありがとうございました!

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